糖尿病と歯周病は密接な関係にあり、歯周病は糖尿病の合併症の一つです。歯周病は、慢性炎症として血糖コントロールに悪影響を及ぼすことが疫学的に示されています。また、超高齢社会を迎えた今日、高齢者の栄養サポート、嚥下機能の維持、フレイル対策、健康寿命の延伸の観点から、医科と歯科が連携した医療対策は極めて重要です。

そこで、この度、医科歯科連携体制の強化を目的として、岡山県糖尿病医療連携体制（おかやまDMネット）の総合管理医療機関及び歯科医療機関を対象に「令和6年度岡山県糖尿病医療連携医科歯科合同研修会」を開催する運びとなりました。

席数に限りがありますので、ご参加の場合は事前申込みをお願いいたします。

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■令和6年度岡山県糖尿病医療連携医科歯科合同研修会

開催日時：令和6年9月7日（土）19：00～21：00

対象：岡山県糖尿病医療連携体制（おかやまDMネット）の総合管理医療機関及び歯科医療機関

会場：岡山県医師会館401・402会議室（岡山市北区駅元町19-2）
　　※Web配信はありません。

共催：岡山県医師会、岡山県歯科医師会、岡山県糖尿病対策専門会議

参加費：無料

定員：先着150名
　　※席数に限りがございますので、事前に申込みをお願いいたします。先着順に受付をいたします。
　　　当方より受付済みのご連絡はいたしませんので、申込みの上、当日直接会場にお越しください。
　　　申込数が定員を超えた場合はご連絡いたします。空席があれば当日参加も承ります。

単位：日本歯科医師会生涯研修制度
　　　岡山県医師会生涯教育講座（日本医師会生涯教育制度）1単位（CC：76糖尿病）

プログラム：

【講演Ⅰ】「糖尿病の病態と治療～医科歯科連携の必要性～」（30分） 　　講師：岡山大学　名誉教授・特命教授　四方　賢一

【講演Ⅱ】「歯周病の病態と治療 　　　　　　　　～慢性炎症としての歯周病が糖尿病の病態に及ぼす影響～」（30分） 　　講師：岡山大学学術研究院医歯薬学域　歯周病態学分野　准教授　大森　一弘先生

【講演Ⅲ】「岡山県における糖尿病医科歯科連携の進め方について」（15分） 　　講師：岡山大学病院　糖尿病センター　助教　和田　嵩平

意見交換（20分）