おかやまDMネット(岡山県糖尿病対策専門会議)

新規の超速効型インスリン製剤である「フィアスプ®注」(インスリンアスパルト)が2020年2月7日に発売となりました

2020/2/6付けで掲載した下記の記事の内容に誤りがありました。

(誤)「バイアル100単位/mL」1本あたり334円
(正)「バイアル100単位/mL」1本あたり3,340円

※下記の記事は修正済みです
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「インスリン療法が適応となる糖尿病」を適応症とする、新規の超速効型インスリンアナログ製剤である「フィアスプ®注」は「フレックスタッチ®」「ペンフィル®」「バイアル100単位/mL」の3形態で2019年9月20日に国内における製造販売承認を取得(DONATS 2019/10/1掲載)しましたが、2020年2月7日に発売となりました。

 「フィアスプ®注」は「インスリンアスパルト」を基本構造としたインスリンアナログ製剤で、インスリン構造にニコチンアミドであるビタミンB3を付加することによりインスリン吸収速度をさらに速めることに成功しました。「フィアスプ®注」は注射後、約2.5分で血中に移行し始めるとされ、従来の超速効型インスリン製剤である「ノボラピッド®注」と比較して約5分効果発現が早くなっています。「フィアスプ®注」は食事開始時(食事開始前0~2分前)、または食事開始後20分に投与を行い、「ノボラピッド®注」と比較してHbA1c低下効果に関して非劣性を示しました。これにより、国内でも「食事開始時の投与」、または「患者の生活習慣や状により、必要な場合は食事開始後投与」を選択可能となっています。

 薬価は「フレックスタッチ®」1キットあたり1,918円、「ペンフィル®」1本あたり1,338円、「バイアル100単位/mL」1本あたり3,340円となっています。
(※なお、4月の診療報酬改定に伴い、それぞれ薬価改定が行われることにご注意ください)

(情報元:Novo Nordisk Product News 2019 No.4)

 

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