持効型インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合剤である、「ゾルトファイ®配合注 フレックスタッチ®」(インスリンデグルデク/リラグルチド)が2019年9月26日に発売予定となりました
2019年6月18日に国内で製造販売承認を取得した持効型インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合剤の「ゾルトファイ®配合注 フレックスタッチ®」(インスリンデグルデク/リラグルチド)が2019年9月26日に国内で発売予定となりました。
前回の記事(DONATS 2019/6/19掲載)にも記載しましたが、ゾルトファイ®配合注の1ドーズにはインスリンデグルデク:1単位とリラグルチド:0.036mgが含まれており(現在本邦で一般的に使用されるリラグルチド:0.9mgを投与する場合、ゾルトファイ®配合注:25ドーズの投与が必要)、1日あたりの最高投与量は50ドーズ(インスリンデグルデク:50単位、リラグルチド:1.8mg)となっています。
薬価は1キットあたり5,293円(最大用量:50ドーズを使用した場合の1日薬価は882円)となっています。なお、トレシーバ®注フレックスタッチ®の1キット(300単位)あたりの薬価は2,502円、ビクトーザ®皮下注18mgの1キットあたりの薬価は10,245円です。
(※なお、10月の消費税増税に伴い、ゾルトファイ®:5,359円、トレシーバ®:2,465円、ビクトーザ®:10,435円にそれぞれ薬価改定が行われることにご注意ください)