岡山県糖尿病医療連携シンポジウムを開催しました(平成30年8月19日)
8月19日に岡山県医師会館(三木記念ホール)において、「糖尿病性腎症の克服を目指して」と題した岡山県糖尿病医療連携シンポジウムを開催いたしました。
当日は、約300名の医療関係者の参加があり、大変盛会な会となりました。
植木浩二郎先生(国立国際医療研究センター研究所)、古家大祐先生(金沢医科大学病院)、米丸聡先生(厚生労働省)が登壇され、わが国の糖尿病の現状や腎症重症化予防戦略について臨床と行政それぞれのお立場からのお話がありました。続いて、四方賢一(岡山大学病院、岡山県糖尿病対策専門会議 会長)からは、岡山県における糖尿病医療の現状と糖尿病性腎症重症化予防対策(岡山方式)について解説がありました。
糖尿病性腎症は透析導入の原因の第1位で、医療費適正化の観点からもその対策が喫緊の課題ですが、その重症化予防プログラムについて全国的な取り組みも交えながら深く議論された有意義なシンポジウムでした。