糖尿病看護認定看護師チーム岡山(CN)・
CDEJチーム岡山
岡山県では、県内の糖尿病看護認定看護師(CN)と糖尿病療養指導士(CDEJ)がそれぞれが有志でチームを作り、研修会等の企画、補佐および各種情報共有を行っています。
平成26年度にスタートした「おかやま糖尿病サポーター」の認定事業においても、多くのCN、CDEJが講師やファシリテーターとして活躍しています。
双方の事務局は、平成26年度より岡山大学病院 糖尿病センターに移転しました。ご不明な点がありましたらどうぞお気軽にお問合せください。
糖尿病看護認定看護師チーム岡山(CN)
糖尿病看護認定看護師チーム岡山 代表 (岡山大学病院 糖尿病看護認定看護師)
大橋 睦子
糖尿病の医療連携を円滑に行うためには、連携先の施設のメディカルスタッフと共通の認識をもって患者さんの支援にあたることが重要になります。この度、平成26年度にスタートした「おかやま糖尿病サポーター」の認定事業をサポートする目的も兼ねて「糖尿病看護認定看護師チーム岡山」を組織化することとなりました。
認定看護師とは、日本看護協会が認定する「特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護が実践できる看護師」のことを指し、現在21分野存在します。その中でも県内の糖尿病看護認定看護師は、平成23年に岡山県立大学に研修施設が開校されたこともあり、全国でも5番目に多い30名が活躍されています。また、その内の22名の方には糖尿病看護認定看護師チーム岡山(CN)にご賛同いただいています(平成27年4月1日時点)。
現在、糖尿病看護認定看護師チーム岡山(CN)の方々には、岡山県糖尿病医療連携推進事業が主催するおかやま糖尿病サポーター認定研修会や更新研修会の際に、講師やファシリテーターとしてご活動いただいています。また、地域ごとに連携体制を構築したり、地域のメディカルスタッフとのコミュニケーションの円滑化を図っていただいたりしています。
今後も糖尿病看護認定看護師チーム岡山(CN)は、糖尿病患者さんをサポートするため、各地域での相談役を担いながら、地域の糖尿病診療の充実や医療の質の向上を目指して、地域の枠を超えた幅広い連携が取れるよう、力を合わせていきたいと思っています。
CDEJチーム岡山
CDEJチーム岡山 代表 (心臓病センター榊原病院 糖尿病看護認定看護師)
吉沢 祐子
平成13年からCDEJ(Certified Diabetes Educator of Japan:日本糖尿病療養指導士)がスタートし、県内では445人のCDEJが活躍しています(平成26年6月時点)。
CDEJは、糖尿病患者さんやその周りの方々に対して、高度で幅広い専門知識を活かしながら糖尿病の知識や方法を指導したり、問題を解決するためのお手伝いを行っています。受験資格は、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士の5職種いずれかの国家資格を有している人が、日本糖尿病学会専門医が在籍する医療機関で一定経験を積めば受験できます。
平成19年に、岡山県の糖尿病療養支援の質の向上および円滑な医療連携体制の構築を目的として「CDEJチーム岡山」が発足しました。岡山県は交通の便が良く、中四国地区のセミナー会場の拠点になることが多いので、CDEJチーム岡山が運営協力を行うなど施設の枠を超えた仲間づくりにも役立っています。
CDEJの多くは病院に所属し、県南東部に偏在しているなど地域格差があるのが現状です。こうした背景を踏まえて、平成25年からCDEJチーム岡山や、糖尿病看護認定看護師チーム岡山(CN)が協力し合い、糖尿病総合管理医療機関(かかりつけ医)に所属するメディカルスタッフを対象とした研修会をサポートしています。
患者さんのサポートはもちろん、患者さんと医療者との橋渡しができるような存在でありたいと思っています。
※CDEJチーム岡山に入会希望の方は、入力フォームにご記入の上、事務局へ郵送またはFAXでお送りください。